Bio-Plex 200システムに関する質問集

質問 ID: 3530

[Bio-Plex 200システム] ニードルの高さの確認方法と、高さの調整方法を教えてください。

回答

Bio-Plex ManagerのInstrumentメニューに、Setup > Adjust Needleというコマンドがあります。
(Bio-Plex Manager ver.6.1では、Instrumentメニュー直下およびQuickguideからも呼び出せます)
画面の表示にしたがって操作しますが、概要は次の通りです。

1) Eject/Retractボタンを押して、トレイを開きます。
2) トレイが閉じないように、テープなどで止めておきます。
3) MCV Plateを置き、Eject/Retractボタンを押して、トレイを戻します。
4) 画面上の Down (Up/Down)ボタンを押すと、MCV Plateの所定の位置にニードルが下ります。
5) このとき、ニードルの先端がMCVプレートにちょうど当たる高さであるかどうか確認してください。
MCVプレートに触れていなかったり、押し付けすぎている場合は調整が必要です。
6) 問題がない場合は、画面上の Up (Up/Down)ボタンを押してニードルをあげます。
7) Eject/Retractボタンで、MCVプレートを取り出し、扉を閉じていたテープを外して終了です。

上記5)において、ニードルの高さ調整する場合は次のようにしてください。
【Bio-Plex 200の場合】
1) 透明のカバーを手前側に引いて外します(上のほうをもって、下に傾けると外しやすいです)。
2) ニードルホルダーのねじのうち、手前側に向いているネジ(下のほう)を緩めます。
3) ニードルがMCVプレートに触れている位置で、ネジを締めなおします。
4) Adjust Needle画面のUp/Downを押して、高さを確認します。数回行い、ネジの緩みがないことを確認します。
5) 透明のカバーを戻します(下側を先に、上側を後にするとはめやすいです)。

【Bio-Plex 100の場合】
1) 透明のカバーを手前側に引いて外します(上のほうをもって、下に傾けると外しやすいです)。
2) 専用も六角レンチを使って、ニードルホルダーの止めねじ(いもねじ)を緩めます。
3) 歯車を上下し、ニードルがMCVプレートに触れている位置に調整してから、止めねじを締めなおします。
4) Adjust Needle画面のUp/Downを押して、高さを確認します。数回行い、ネジの緩みがないことを確認してください。
5) 透明のカバーを戻します(下側を先に、上側を後にはめるようにするとはめやすいです)。

ニードルの高さの確認は定期的に行ってください。
ニードルの高さが高い場合、エアーを吸い込んでしまい、測定トラブルの原因となります。

関連項目