Bio-Plex 200でのサンプルプレートの読み取り時間が長くなる理由としては大きくは以下の場合が考えられます。
(1)装置そのものに不具合のある場合
(2)プロトコール設定に誤りがある場合
(3)アッセイ時の問題によりビーズ量がウェルに少ない場合
ここでは(1)の場合についてご説明します。その他につきましては関連ID(3513,4078)をご確認ください。
装置の不具合としては、以下が考えられます。
1)ニードルを含めた流路の目詰りによって、ビーズの流れが悪くなっている場合
2)ニードルの高さ調整が正しくない場合、
3)光学系にズレが生じている場合
流路に詰まりがあるかどうかについて、Calibration時のビーズの流量(Beads per sec)が、100(望ましくは200)を超えるかどうかご確認ください。
流量が少ない場合には、ニードルの洗浄および流路の洗浄を行ってみてください(関連ID:3529, 1833)。
あるいは、ニードルの高さが正しくない場合があります。高すぎる場合、サンプルの液面に触れず、ビーズサスペンションを吸えないことが考えられますし、低すぎる場合にもサンプルプレートの底面に当たってしまい、液は吸えてもビーズが吸えていないことが考えられます。ニードルの高さの確認を心がけてください(関連ID:3530)。
3)の場合は、弊社サービスエンジニアによるメンテナンスが必要ですが、上記をご確認の上で、System Validationを実施してください(関連ID:3555)。
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