半導体レーザーです。
S3セルソーター搭載のレーザーは詳しくは「光励起半導体レーザー」という方式になります。通常の半導体レーザーとの原理的違いとしましては、半導体レーザーが電気(電圧)を半導体にかけることにより、レーザー光を発するのに対して、「光励起半導体レーザー」ではレーザーダイオードの光を半導体に照射することにより、半導体からレーザーが発します。
この様な原理的な違いにより、通常の半導体レーザーが出力設定、環境温度、使用時間でレーザー出力の中心波長が変化する傾向があるのに対して、「光励起半導体レーザー」はそのようなばらつきのないレーザー発振が可能です。(レーザー仕様も半導体レーザーが設定波長+/-10nm~であるのに対して、光励起半導体レーザーでは+/-2nm程度です)