IEFスタンダードに関する質問集
クロセインスカーレットは、CBB染色時のタンパクの溶出を防ぎ、ゲルに固定する役目を果たします。IEFゲルはCBBだけで染色すると、小さな分子量のタンパクはゲルから溶出して染色されない可能性があります。IEFゲルの場合ポアサイズが大きいため、メタノールや酢酸による小さな分子量のタンパクをゲルに固定するのには不適切です。従いまして、IEFゲルの染色にはCBBとクロセインスカーレットによる二重染色(IEFゲル染色液)をお勧めします。