様々なBio-Plex Pro アッセイキットを販売しており、アッセイに使用するバッファー類（希釈液や洗浄液）はキット間でおおむね共通の組成のものですが、バイオラッドでは改良を試みています。
もっとも初期に販売していたBio-Plex Pro Reagent Kit(171304070M)と比較して、以降に販売したReagent Kitには以下のような違いがあります。
【Bio-Plex Pro Reagent Kit II】
・Standard Diluentの代わりにStandard Diluent HBが含まれます。
・Sample Diluentの代わりにSample Diluent HBが含まれます。
# Human Th17 Panel, Cancer Biomaker Panelで使用していました。
【Bio-Plex Pro Reagent Kit III】
・Standard Diluentの代わりにStandard Diluent HBが含まれます。
・Sample Diluentの代わりにSample Diluent HBが含まれます。
・Detection Antibody diluentの代わりに、Detection Antibody diluent HBが含まれます。
・Wash Bufferが、10x濃度のものが含まれます。
# Human inflammation Panel, Human Chemokine Panels, Human Cytokine Assay
【Bio-Plex Pro Reagent Kit IV】
・Standard DiluentおよびSample Diluentの代わりに Diluent HBが含まれます。
・Wash Bufferが、10x濃度のものが含まれます。
# Human TIMP Panelで使用していました
【Bio-Plex Pro Reagent Kit V】
・Detection Antibody diluentの代わりに、Detection Antibody diluent HPが含まれます。
・Wash Bufferが、10x濃度のものが含まれています。
# MouseおよびRatのAssay Kit
10x濃度のWash Bufferは既定の希釈を行うと、1x濃度のものと組成が同じとなります。