異常ではありません。
泳動を開始したばかりのサンプルでは、溶液中にはイオン性成分が含まれ、タンパク質は電荷を持つため、サンプルの抵抗値を下げます。
その結果として、ロトフォアにかかる電圧値が下がります。
pH勾配が形成されるにつれて泳動は定常状態になり、溶液の抵抗値が上がります。その結果電圧値も上がります。
電圧の上限は3000Vに設定してください。
高い電圧値では、よりよい分離能が得られます。
電圧が最終的に安定したら(プラトーに達したら)、さらに15-30分間泳動を行ってから泳動を終了してください。
[ロトフォアシステム] [ロトフォア] 何を目安にして泳動を終了すればよいですか? |