このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。

 アポトーシスとは、コントロールされた特定のプロセスを経て細胞が死を迎える現象のことで、アポトーシスを促進するシグナル伝達経路と、阻害する経路とのバランスによって制御されています。AIDS、アルツハイマー病、脳卒中などの疾患には、過剰に促進されたアポトーシスが関与しており、一方でヒトのほとんどの悪性腫瘍には、アポトーシス阻害が関与します。

Bcl-2ファミリータンパク質はアポトーシスの主要な制御因子のひとつで、ヒトで少なくとも17種類同定されています。特徴的な、Bcl-2 homology (BH) 領域が最大4つあり、このうちのどのBHを持つかによって4種類に分類されます(下図)。下図のうちAがアポトーシスの阻害、B~Dが促進に関与します。

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今回ご紹介する資料では、Bcl-2ファミリータンパク質を中心に計13項目を測定できるBio-Plex Pro RBM Apoptosis アッセイキットについて記述しています(下表)。このキットはそれぞれ 4/5/4項目からなる3キットに分かれ、核 + ミトコンドリア (N+M) 画分、および細胞質画分 を調製するための試薬が付属します。

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この資料では、本キットの特異性や感度等についての基礎データをご紹介していると共に、大腸癌組織と通常大腸組織を測定して比較した例(下図)などを掲載しています。

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