このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。

対象となるDNAの濃度を高感度かつ高精度に、検量線を用いずに直接絶対定量することが可能なDroplet Digital PCR (ddPCR™)技術は、エピゲノム研究の重要な手法の一つであるメチル化DNAの測定でも威力を発揮します。

Bisulfite処理したゲノムDNAに対して、メチル化DNA特異的なプローブと、非メチル化特異的なプローブを用いたマルチプレックスPCR検出系を構築しddPCRR™を用いて測定することで、非メチル化DNAとメチル化DNAの濃度を同時に測定することができます。ddPCRR™の特徴である高精度な絶対定量による濃度測定であるため、検量線を用いることなく濃度の比から正確なメチル化DNA率を求めることが可能です。

グラフはSNRPN遺伝子プロモーター領域のメチル化(左側-青)と非メチル化(左側-緑)DNAの濃度と、濃度比から得られたメチル化率(右側-茶)を示したものです。5%以下のメチル化DNAにおいても高い定量性をもって高感度に検出できた例を紹介しております。

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QX200 Droplet Digital PCR システム