このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。

リアルタイムPCR (qPCR)は、ごく微量のRNAならびにDNAを出発材料として、高感度の検出が短時間にできるため、定量、定性、発現解析など様々な領域で使用されています。しかしながら、最適な実験条件で実施しなければ、データにばらつきが出て、間違った結果に導かれてしまうことがあります。そのため、最適な実験系の構築が重要になりますが、「適切なqPCR実験条件とは?」といわれると意外と不安になるのではないでしょうか?

今回紹介する技術資料(Bulletin 6894)では、qPCRを成功するためのコツならびにポイントについて紹介しています。

  • プライマー設計、プローブ設計、再現性向上、コンタミネーション防止のコツ
  • サンプル調製から解析までの実験過程で失敗しやすい9つのポイント
  • アニーリング温度、バリデーションなどMIQEガイドラインに従ったqPCR反応条件

また、マルチプレックスqPCRの注意事項も記載されていますので、初めてハイスループット化のためにマルチプレックスqPCRを行う方にも必見です。

アニーリング温度条件検討
マルチプレックスqPCRのバリデーション
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