このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。

フローサイトメトリーでは、目的のシグナルを、非特異的なシグナルとはっきり区別するために、さまざまなコントロールが不可欠です。今回ご紹介する記事では、フローサイトメトリーで重視される何種類かのコントロールについて紹介し、それらがなぜ必要なのかを解説しています。

無染色コントロール(Unstained Controls)

蛍光標識を一切行っていない細胞は、自家蛍光のレベルを確認し、各チャネルのPMTの電圧を適切に調整するために必須です。

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単染色コントロール(Single Stained Controls)

各蛍光色素から出る蛍光の、他の蛍光チャネルへの漏れ込みを確認し、コンペンセーションを適切に行うために必要なコントロールで、多色パネルを測定する際には必須です。

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FMOコントロール(FMO Controls)

FMOとは、”Fluorescence Minus One” の略です。細胞を複数種類の蛍光色素で染色する場合に、いずれかひとつの蛍光色素のみを除き、他の全ての色素で染色したコントロールのことです。例えば、FITC、PE、PE-A750、PE-Cy5の4種類で染色する場合、”PE-Cy5-FMO” とは、FITC、PE、PE-A750の3種類で染めた細胞サンプルを指します。これを用いることで、PE-Cy5以外の全ての色素からPE-Cy5チャネルに漏れこむ蛍光のレベルを確認することができ、PE-Cy5チャネルにおける陰性と陽性の境界をより正確に判断することができます。

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アイソタイプコントロール(Isotype Controls)

検出されたシグナルが、抗体と抗原との特異的な結合に由来することを確認するために用います。
詳細については バイオ・ラッドのフローサイトメトリー用アイソタイプコントロール抗体のご紹介サイト もご参照ください。


細胞生死判定試薬(Cell Viability Controls)

生細胞と死細胞を判別し、生細胞のみを解析/ソーティングの対象とするために用います。
詳細については バイオ・ラッドの細胞生死判定試薬のご紹介サイト もご参照ください。


Fcブロッカー(Fc Block Controls)

細胞の染色に用いた抗体が細胞表面のFcレセプターに結合することで、非特異的なシグナルが発生することを防ぐ試薬です。
バイオ・ラッドでは、ヒト細胞とマウス細胞用のFcブロッカーを販売しています。


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