Smartspec Plus / Smartspec 3000に関する質問集

質問 ID: 1236

[SmartSpec] 本体からPCへデータを転送する方法を教えてください。

回答

Windows98-XPであればハイパーターミナルを使用して生データの転送が可能です。
ハイパーターミナルを用いて転送したデータなどに関する不具合は弊社では保証いたしかねますので、ご了承ください。(文字化け等の可能性があります)

1) SmartSpec PlusのSetupメニューでSerial port:onにします。RS232-9ピンシリアルケーブルでSmartSpec PlusスペクトロフォトメーターとPCを接続します。

2) Windowsのスタートメニューのプログラムからアクセサリーを選択してハイパーターミナルを立ち上げます。
ハイパーターミナルについて以下3-10の項目について設定します。(コンピューターによっては設定が異なる場合もあり、全てのパラメーターを設定する必要が無い場合もありますが、COMポートの設定は必ず行なってください。)

3) 接続の設定画面で名前を設定し、OKをクリックします。

4) 接続の設定画面でケーブルを接続しているCOMポートを選択し、OKをクリックします。

5) COM1のプロパティで下記の設定を行い、OKをクリックします。
・ビット/秒:9600
・データビット:8
・パリティ:なし
・ストップビット:1
・フロー制御:なし

6) ファイルメニューからプロパティを選択します。

7) 設定タブを選択してターミナルキーをアクティブにします。

8) エミュレーション でANSIを選択し、バッファの行数を500に設定します。

9) ターミナルの設定 をクリックし、下線と点滅をアクティブにし、OKをクリックします。

10) ASCII設定をクリックし、ローカルエコーと右端で折り返すをアクティブにしてOKをクリックします。

11) 転送メニューのテキストのキャプチャを選択して、保存するファイル名を選択し、開始をクリックします。

12) SmartSpec Plusスペクトロフォトメーターでデータを測定します。

13) ハイパーターミナル画面上にデータが表示されたら、転送メニューのテキストのキャプチャを選択して、停止をクリックします。

以上で取り込んだデータをTXTファイルに落とすことができます。
とり込んだデータをエクセルで開くには

14) ファイルメニューからOpenを選択し保存したデータを開きます。

15) データファイルの形式の選択では、カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(Delimited)を選択します。

その後システムに適切なデータタイプを選択するとエクセルでデータを開くことができます。