Bio-Plex 200システムに関する質問集

質問 ID: 1353

[Bio-Plex 200システム] レーザーのWarm upは必要ですか?

回答

操作によっては電源を入れてから30分間Warm upする必要があります。
Warm up完了までの時間は、Instrument Infoのアイコンを押すことで表示されます。

【Warm upが必要のない操作】
Start up操作は光学系とは無関係に行う操作なのでWarm upを待つ必要はありません。
その他、以下の操作はWarm upが完了している必要はありません。
Wash between plate, Remove Bubble, Drain, Wash, Prime, Alcohol wash, Alcohol flush, Sanitize, Shutdown, Back flush

【Wam upが必要な操作】
Calibration, Validation, Run (Sample Plateの測定)は光学系のWarm upが終了してから行う必要があります。
仮にWarm upを待たずにそれらのオペレーションを開始したとしても測定は行われず、エラーメッセージが出て自動的にWarm upが継続されます。
また、Unclogコマンドも、処理の最後にCal1ビーズによる流路のチェックを行いますので、Warm upが必要です。

なお、Bio-Plex Managerのver.6.1からは、"Start up & Calibration"というコマンドが追加されました。
これはWarm Up完了前でもCalibration試薬をセットしておくことが可能で、ソフトウェアが自動的にWarm upの状態を監視して、Start Up処理後にCalibration処理を自動的に行うことが可能です。

関連項目