RC DC プロテインアッセイ (Lowry法)に関する質問集
マイクロプレートによる測定は可能ですが、操作に遠心作業が含まれたり、ピペット誤差などが生じやすいためお勧めはいたしません。
それでもマイクロプレートで反応を行いたい場合は15,000xg, 3-5分で遠心分離できるプレート用遠心機が必要です。
遠心機が無い場合には、チューブで反応させて遠心後の上清をマイクロプレートに分取し測定することが可能です。
1) DC reagent S 5uLをDC Reagent A 250uLに加えます。
2) 0.2mg/mL ~1.5mg/mLのタンパク質スタンダードを供与します。
3) マイクロプレート(プレート用遠心機がない場合はマイクロチューブ)に試料25uLもしくはタンパク質スタンダードを入れます。
4) RC Reagent I 125uLを3)のチューブに入れます。
5) 懸濁後、室温で10分間保温します。
6) さらにRC Reagent II 125uLを加え、15000×g で3~5分間遠心します。
7) 上清を完全に取り除きます。
8) 1)で調製した試薬 25uLを加え、沈殿物を溶解し、96 Well plateに移します。
9) Reagent B 200uLを各Wellに加え、ピペッティングをして混ぜます。
10) 室温で15分間静置後、750nmで測定します。(1時間以内に測定すること)