・Bradford 法の場合
ウシ血清アルブミンは、ウシガンマグロブリンなど他のタンパク質に比べて発色が強くなります。
したがって、広範囲のタンパク質の測定にはウシガンマグロブリンの使用をお勧めします。
また、アルブミン濃度の高いサンプルにはウシ血清アルブミンの使用をお勧めします。
・Lowry 法の場合
ウシ血清アルブミンとウシガンマグロブリンの発色量がほぼ同じになります。どちらを利用しても問題ありません。
いずれの方法においても、スタンダードに選んだタンパク質に換算しての濃度計算になります。
なお同じ種類のサンプルを定量する場合は、常に同じスタンダードを使用することが大切です。