Fusion-Tag System(eXact)に関する質問集
4M尿素まで使用可能です。
封入体の可溶化には8M尿素を使用し、可溶化後に尿素の使用可能濃度である4Mや2Mまで希釈します。その後カラムにアプライします。
4M尿素で可溶化が難しい(希釈した時に沈殿が生じてしまう)場合には、非イオン性または両イオン性の界面活性剤を加えバッファー可溶可能を上げる方法もお試しください。
不溶化しやすいタンパク質の場合は他の親水性キャリアタンパク質を融合させることも可能です。
なお、グアニジン塩酸塩は塩化物イオンでSubtilisinが活性化され、タグの切断がおきるため、可溶化は不適です。