Fusion-Tag System(eXact)に関する質問集
T4 DNA Polymerase処理は、RIC Ready pPAL7ベクターのオーバーハング配列に相補的なオーバーハングをPCR増幅断片に作るために行います。
原理は下記のとおりです。
High-Fidelity DNA ポリメラーゼでPCRをおこなっているため、PCR増幅後の断片は平滑末端になります。
次に、T4 DNA Polymeraseの3’→5’エキソヌクレアーゼ活性を利用して、3’末端をGになるまで分解し、相補的なオーバーハング配列を作製します。