目的とするタンパク質の性質(分子量、アミノ酸組成など)にも依存する問題なので、一概にどのようなタンパク質にも対応した転写条件を述べることはできません。
一般には、電圧、電流の設定は従来のゲルと同じままで、転写時間を従来のゲルの1/2~2/3程度まで減らして、最適な転写条件の検討を行っていただくと良いようです。
例)
タンク式(ミニトランスブロットセルの場合)
100V定電圧
30-40分
セミドライ式(トランスブロットSDの場合)
15V定電圧
15-20分
高速ブロッティング(トランスブロットTurboで転写パックを使用した場合)
メソッド名:Mixed MW(1.3A定電流, 7min) または Turbo(2.5A定電流, 3min)
[トランスブロットSDセル] [トランスブロットSDセル] 推奨の電気条件は何ですか? |
[ミニトランスブロットセル] [ミニトランスブロットセル] 推奨の電気条件は何ですか? |