両者はシステムの動作を確認すると言う意味で似ているキットですが、以下のような違いがあります。
【頻度】
・Bio-Plex: ひと月に1回以上すること。
・xPONENT: 毎測定前に必ず。また、Calibration後に必ず実施すること。
【構成品】
・Bio-Plex:ビーズバイアル計16本(それぞれのバイアルには一種類のビーズが含まれている。)
・xPONENT: ビーズバイアル計5本(複数種類のビーズが混合されている。)
【実施履歴の見方(1)】
・Bio-Plex: View-> Validation Logとして、過去の履歴が一覧リストされる。最新のものが一番上。
・xPONENT:Resultsタブ-> Reportサブタブ-> プルダウンメニューからPerfomance Verification Reportsを選び、さらに、閲覧したい期間を指定し、Reportの種類(CondensedかDetail)を指定して、Generateボタンを押す。しばらくすると、レポートが表示される。
【実施履歴の見方(2)】
・Bio-Plex: 上述の一覧リストに数値が示されている。4大項目のうちの一つだけ示されるので、他の項目を見る場合は、アイコンをクリックする。
レポートにする場合は、リストから確認したい回のものを選んでおき、Generate Reportをクリックする。Excelが起動し、その回の結果(基準値と実測値)が、1ページに示される。
・xPONENT:上述のようにして、Reportの種類(CondensedかDetail)を指定して、Generateボタンを押す。しばらくすると、レポートが表示される。
【その他(1)】
・Bio-Plex: ValidationがFailしていた場合、赤字で示される。
・xPONENT: VerificationがFailしても、表示形式に差がなくPassと区別しにくい。
【その他(2)】
・Bio-Plex: 過去の履歴が実測値についてもならんで表示されるため、数値の変化を追跡しやすい。どの時点で症状が現れたか、流路洗浄の効果があったかなどが判りやすい。
・xPONENT: 過去の履歴の実測値は並んで示されないので、過去の状況を追跡しにくい。
【その他(3)】
・Bio-Plex: 4種類(Optics, Fluidics, Reporter, Classification)を個別に実施することも可能。
・xPONENT: 全てを行う必要がある。