コピー濃度としては、0.25 copies/uL~5000 copies/uLが理論上の定量範囲です。ただし5,000
copies/uLは定量の上限ですので、適した量の上限としては2,000 copies/uL程度になります。
ヒトゲノムDNAとしては、330ng/ウェル(制限酵素処理済み)が上限となります。Rare
Mutationの場合には130ng/ウェル(制限酵素処理済み)が計算上2,000 copies/uLとなり、適している量と言えます。
ゲノムDNAは60ng/ウェル以上であれば、制限酵素処理が必要です。
発現解析の場合、RNA
100ng/20uLで逆転写反応させたcDNAをRNA換算で1ng/ウェルや0.1ng/ウェルから検討してください。