PeadyPrep サンプルプレパレーションキットに関する質問集
サンプル可溶化溶液に対する溶解性の違いを利用して、親水性タンパク質から難溶性のタンパク質まで、次のような3段階で抽出・分画します。なお、Reagent2と3は使用する直前にTBP(Tributylphosphine)を添加するようにしてください。
・ステップ1
界面活性剤や還元剤を含まないバッファー(Reagent1)
40mM Tris
・ステップ2
界面活性剤や還元剤などを含むバッファー(Reagent2+TBP)
8M Urea, 4%(w/v) CHAPS, 40mM Tris, 0.2%(w/v) Bio-Lyte3/10, 2mM TBP
・ステップ3
より強い界面活性剤や還元剤などを含むバッファー(Reagent3+TBP)
5M Urea, 2M Thiourea, 2%(w/v) CHAPS, 2%(w/v) SB3-10, 40mM Tris, 0.2%(w/v) Bio-Lyte3/10, 2mM TBP