以下の測定条件を推奨します。
1) Reading Speed は "Fast" と "Step" から選択できますが、"Step" を推奨します。
Fastモードでは、測定中にプレートが静止せず、各ウェルの中央に検出器が来た瞬間に吸光度を測定します。
Stepモードでは、各ウェルの中央に検出器が来る位置でプレートが一旦静止し、吸光度を測定します。
表面張力の影響で、ウェル内の液面は中央が凹んでおり、測定位置が異なると光路長が変化し、吸光度に影響します。Stepモードの方が測定位置の再現性が高く、データが安定する傾向にあります。
2) Shaking を 3~5秒程度入れることを推奨します。
上述の通り、ウェル内の液面は中央が凹んでいますが、プレートを数秒間振盪することで、液面が比較的平らになり、データが安定する傾向にあります。
3) ウェル内のサンプルの液量は 200 ul を推奨します。
液量が少なすぎると、ウェル内の液面の中央付近が凹む傾向が強まります。
液量が多すぎると、プレートを振盪する際にウェル内の液体がこぼれやすくなります。
[iMarkマイクロプレートリーダー] [iMark] Reading speedの設定で、FastモードとStepモードの違いを教えてください。 |
[iMarkマイクロプレートリーダー] [iMark] Shaking 機能の設定手順を教えて下さい。 |