プロティアンIEFセルに関する質問集

質問 ID: 629

[プロティアンIEFセル] 2次元電気泳動用のサンプルバッファーに溶けたサンプルのタンパク定量を行うには、どの方法で行うのが良いですか?

回答

バイオ・ラッドの製品では2種類の製品を使って測定することができます。

・プロテインアッセイ(変法)
Bradford法の試薬であるプロテインアッセイでは、界面活性剤を含むサンプルには使用できませんが、一部方法を変更すれば使用することができます。
変法はサンプルにあらかじめ0.12N HClを加えることで発色を抑え、測定することができます。
ただし検量線の傾きが緩やかになるため、この方法はあくまで簡易的に定量を行うためのものとお考えください。

・RC DCプロテインアッセイ
RC DCプロテインアッセイは界面活性剤と還元剤に対応可能です。
RC試薬(I, II)でタンパク質を沈殿させて、Lowry法(DCプロテインアッセイ)で測定を行います。