SDSはタンパク質のマイナスチャージを強くし、ゲルからの溶出効率を高める役割を果たします。転写バッファーにSDSを添加することで、分子量の大きなタンパク質の転写効率が改善することがあります。ただし、添加しすぎると発熱を促進し、メンブレンとの親和性が低下しタンパク質がメンブレンを通過してしまう可能性もあります。
そのため通常0.025-0.1%のSDSを添加することができますが、いくつかの条件で検討する必要があります。
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