1) ベッド容量
ベッド容量(ゲル量)は、サンプル量に依存します。分画する場合は、サンプル量の25-100倍のゲルが必要とされています。脱塩(グループ分離)の場合は、4-10倍が目安です。
2) カラムの大きさ
カラムの長さは、直径:長さの比が目安となります。分画する場合は、直径:長さが1:25-100、脱塩の場合は、1:5-10が目安です。
3) ゲル粒子径
分離能を上げたい場合は粒径の小さいもの、溶出時間を短縮したい場合は粒径の大きいものを使用します。
4) その他
ベッドサポートのポアサイズと樹脂の粒子径に注意する必要があります。ゲル粒子が目詰まりしたり漏れない組み合わせであることが必要です。