Fusion-Tag System(eXact)に関する質問集

質問 ID: 2696

[Profinity eXact] タグ精製を行う場合、大腸菌ライセートはどのくらいの容量で調製すればよいですか?

回答

大腸菌培養液が1.5mL(OD600=1.5~3.0)の場合はLysis bufferが300uL程度、40mL(OD600=1.5~3.0)の場合は5mL程度が目安です。

ボルテックス、10分間静置で可溶性画分の抽出を行えますが、より強い可溶化方法(ソニケーションなど)を行った場合には不要なタンパク質も抽出されてくるため、可溶化バッファー容量を増やし、精製に影響を与えるような成分濃度を薄くした方が精製効率が上がる場合があります。