最適な細胞数の検定のために使用します。細胞数が多い場合、十分に細胞溶解などができず、ターゲット遺伝子の検出に影響することもあり、最適な細胞数をあらかじめ検定しておくことをお勧めいたします。
具体的にはまず細胞数の希釈系列(10^5細胞数/反応~10^1細胞数/反応)を用意して、コントロールRNAを添加した細胞溶解用マスターミックスでその希釈系列の細胞を溶解し、リアルタイムPCR用のサンプル調製を行います。
リアルタイムPCRにおいて、コントロールRNAをターゲットするアッセイ試薬(同梱品)にて測定します。同時にターゲットとする遺伝子を測定して、細胞数の違いによって阻害効果がないことを確認します。
また逆転写酵素反応時の細胞溶解液の割合を検討することにもコントロールRNAを使用することができます。