プロテインアッセイ (Bradford法)に関する質問集

質問 ID: 823

[プロテインアッセイ(Bradford法)] ペプチドが共存した場合、定量結果へ影響を与えますか?

回答

ペプチドの分子量や組成によっては影響を受ける可能性があります。

共存しているペプチドの分子量がおよそ3000 Da以下の場合、ほとんど影響はありません。
しかし、共存しているペプチドの分子量が3000 Da以上の場合、塩基性のアミノ酸(特にアルギニン)および芳香族アミノ酸残基が多く含むと、定量結果に影響が与える場合があります。

なお、プロテインアッセイの測定可能な分子量下限はおよそ3000~5000 Daです。

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