このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。
日々の細胞を用いた研究において、細胞継代時や細胞サンプル調製時の細胞数カウントは避けては通れない作業です。またアポトーシスアッセイや細胞の状態を確認する場合は、通常の細胞カウントに加え、トリパンブルー染色後に無染色細胞を同時にカウントし、生存率を割り出す必要があり、そのわずらわしさは大変なものです。このような問題を解決しつつ低ランニングコストを実現した製品、それがTC20全自動細胞セルカウンター(1)です。
弊社独自のオートフォーカス機能、マルチフォーカルプレーン解析機能を搭載したTC20全自動セルカウンターを使用することで、実験者の判断基準の違いによるデータのバラツキも抑えることができます。
今回、TC20全自動セルカウンターと、血球計算盤によるマニュアル細胞カウントとの比較に関する技術資料(2) [英語版]、高精度細胞生存率評価のためのマルチフォーカルプレーン分析機能の効果に関する技術資料(3)[英語版]をご用意いたしましたので、是非ご参照ください。