このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。

 セルソーティングは、様々な研究領域で広く必要とされるにも関わらず、難易度の高い実験です。バイオ・ラッド社のS3 セルソーターは、煩雑な操作を可能な限り簡素化、自動化し、多くの研究者の皆様が容易にセルソーティングにアクセスできることを目指して開発されました。

S3e Cell sorter
S3e Cell sorter

今回は、S3 セルソーターを使用されている研究者の声をお伝えする動画をご紹介します。 (以下、()内は動画中の時刻)

SUNY Downstate Medical Center の Stacy Blain 准教授らのグループは、がん幹細胞の研究を行っており、ニューヨーク大学のセルソーターを使用して目的の細胞を分取していました。 ニューヨーク大学まで車で45分程かけて細胞を運んでおり、移動中に細胞の生存率が下がってしまいました(0:00-0:40)。 彼らが必要とする細胞は希少であるため、このような生存率の低下は、研究プロジェクトの進展を阻害する大きな要因となっていました(2:00-3:00)。

そこでラボにS3セルソーターを導入し、手元でセルソーティングを行うことにしました。その結果、目的細胞が安定的に得られるようになり、プロジェクトが大きく前進するようになりました。 S3セルソーターは操作が簡便で、装置のオペレーションにあまり気を使わずに済むため、研究者はデータ解析や結果に関する議論などに集中できると述べられています(3:00-4:00) 。

S3 セルソーターのユーザーの生の声を、以下の動画から是非ご確認下さい。

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