このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。
多くの癌における標的療法は、疾患の治療における前例のない進歩をもたらしました。個々の症例に対してそれらの治療戦略を最適化するために、様々なマーカーを迅速にスクリーニングすることが重要である一方で、サンプル量の制限、ワークフローや時間、コスト、検出感度など、検査や診断における課題も残されています。
結腸直腸癌などで見られるKRAS変異に多く現れるコドン12、13、および61の変異は、抗EGFR療法に対する抵抗性の示すマーカーとして知られています。今回ご紹介する技術資料では遺伝子検査の難しいFFPEサンプルを用い、以前ご紹介したddPCR (Droplet Digital PCR) KRAS Screening Multiplex Kitで高感度かつ正確なKRAS変異の定量を行っています。
今回ご紹介した記事の詳細はこちらからご覧いただけます。
Droplet Digital PCR: Multiplex Detection of KRAS Mutations in Formalin-Fixed, Paraffin-Embedded Colorectal Cancer Samples |
QX200 Droplet Digital PCR システムの製品紹介
※当該製品は研究用機器であり、医療機器ではありません。
製品紹介:ddPCR™ KRAS Screening Multiplex Kit #1863506 |
製品紹介:QX200 Droplet Digital PCR システム |
Droplet Digital PCR 論文データベース |
Droplet Digital PCR 論文リスト |
日本国内のユーザー様からの論文報告のご紹介 |
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