このコーナーでは、定期的にバイオ・ラッドの新製品や技術情報のトピックをご紹介します。
ウェスタンブロッティングやフローサイトメトリーなどの実験では、目的のタンパク質や実験手法に応じて適切な抗体を選ぶこと、正しい保管方法や使用方法を理解しておくことなど、いくつか大切なポイントがあります。
今回紹介する“Antibody Advice Guide”では、そうした、抗体の効果的な選択方法や取り扱い、使用方法に関する情報や役立つツール、プロトコールをご案内しています。
ダウンロードして、ご活用ください。
Antibody Advice Guideでは主に下記の4つのパートからなっています。
抗体を入手した際、品質の低下を防ぐためには適切に保管しておくことが重要です。また、実験に使用するために、保管していた抗体を取り出す際にも留意すべき点があります。
このセクションでは、抗体を使用するにあたって、それらが劣化しないような保管方法、分注、解凍方法に関するアドバイスを紹介します。
抗体を用いて標的タンパク質を検出する実験を計画するにあたって、標的タンパク質の生物学的性質を理解しておくことは重要です。
例えば、発現量の少ないタンパク質に対しては、適切に検出するためにサンプルの濃縮が必要な場合があります。また、フローサイトメトリー実験においては、標的タンパク質の細胞内局在性によって細胞の透過処理(Permeabilization)の必要性が決まります。このセクションでは、ターゲットの生物学的性質に基づいた実験計画について解説します。
初めて使用する抗体であったとしても、それを実験に最大限に活用するためには、実験プロトコール、コントロールの設定、使用する抗体濃度、バッファーの選択、実験計画が正しいかどうかを確認しておくことは重要です。
このセクションでは、推奨される実験プロトコール、様々な種類のコントロール、抗体濃度の設定に関する情報などをご案内します。
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