ValidationでFailがみられた場合、以下の可能性があります。
・Calibrationが適切に行えていなかった可能性
・Validationキットの使用期限が切れている可能性
・Validationキットの使用方法が誤っている可能性
・ニードル(プローブ)の高さが合っていない可能性
・流路(装置内およびニードル)のつまりの可能性
【対処方法】
MCVプレートから、いったんすべてのビーズを捨ててから十分に懸濁しなおしたCalibration Beadsを使用して再Calibrationを行った後に、Validationを行ってみてください。
Validationをやりなおす場合は、Failした項目を一つだけ選んで実施することも可能です。
また関連情報の手順にしたがって、流路の洗浄操作(Wash Between Plate, Unclog, Shutdown)、ニードルの洗浄、ニードルの高さの確認を行ってください。
Failする項目がClassify Validationである場合は流路洗浄が有効であることが多くあります。
上記の洗浄操作は複数回行う必要がある場合もあります。
Validation LogのFailする項目を確認し、その数値が洗浄を行うことで数値が改善されるようでしたら、さらに洗浄を繰り返してみてください。
再Calibrationや洗浄操作を行ってみても、数値に変化が見られない場合は、光軸にずれが生じている可能性もあります。Validation Report(Excelファイル)を添えて、弊社までご連絡ください。
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